開票所と開票立会人

この度、開票立会人を初めてやらさせていただいたので、その時の状況を書いていきたいと思います。

まず開票立会人は「かいひょうりっかいにん」と読みます。「たちあいにん」と読んでしまいそうなのですが、なぜ「りっかいにん」と読むのかは不明です。スマホで変換しようと思ってもなかなか出てこないので少しイラっとします。

開票所

岡山市の北区・中区・南区は岡山ドーム(岡山県岡山市北区北長瀬表町1丁目1−1)が開票所で、各投票所から投票箱を集めて集計していきます。東区は百花プラザ(岡山県岡山市東区西大寺南1丁目2−3)で開票するそうです。

開票立会人の役割

投票箱の施錠の確認

開票立会人は19時50分には集まって軽い説明を受けた後、投票箱が到着するのを待っていました。

投票箱が届いた際、開票立会人は投票箱に南京錠の鍵がキチンとかかっていて、容易に開けることができないかを確認します。これは投票箱に不正が無い事を確認することが目的です。

まずは期日前投票所の投票箱に鍵がかかっているのかを確認して、各投票所の投票箱の到着を待ちます。

私は南区の開票立会人でしたが、投票箱が初めて会場に到着したのが20時30分くらいでした。

そこから続々と集まってきて全ての投票箱に施錠しているのかを確認しました。

余談ですが、この度の選挙区では20時に当確がでました。まだ集計も開票も、もっと言えば投票所から投票箱が到着もしていないのに当確が出るんだなあと、これから確認をするにあたって少し複雑な気持ちになりました。

開票・集計

各区から集まった投票箱をそれぞれ一か所に集めて、21時15分に開票のアナウンスが流れ一斉に開票・集計していきます。

参議院議員通常選挙の岡山市北区、中区、南区の開票所 開票前 岡山ドーム 参議院議員通常選挙の岡山市北区、中区、南区の開票所 集計風景 岡山ドーム

集計は機械が分別した後、係の方が再度一枚一枚手作業でチェックしていきます。その際に有効・按分・疑問・無効票に分けられていきます。

集計し終わったものを基本500枚を一束にしてまとめられていきます。500枚以下の場合は100枚単位とその端数で一旦集計されます。

ある程度、集計がまとまった段階(1万枚から1万5千枚くらい)で、開票立会人の元へ集められ確認をしていきます。

はじめは有効票と判断された集計でしたが、後半になるにつれ按分・疑問・無効票が出てくると様々な記入をしている票もたくさん出てきました。

出来る限り有効にしたいという思いからか、審査する方々はかなり熟慮されていて、その分の時間がかかっているのだなと感じました。

最後に

参議院選挙の岡山市南区開票区の確認が午前2:40分頃にようやく終わりました。

まだ作業している方もいらっしゃいましたが、携わっていただいた皆様、遅くまでお疲れ様でした。

開票日が7月10日ですので、とても会場が暑くて、夜ですが、こまめに水分補給をしました。作業している方々はもっと大変そうでした。岡山ドームに空調をつけて欲しいです。

選挙は多くの方々が関わってあるのだなと改めて感じました。

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