「ブランカとギター弾き」の映画放映会に行ってきました

あいの光ホール(瀬戸内市牛窓町牛窓)で開催された「ブランカとギター弾き」の映画放映会に行ってきました。

監督の長谷井宏紀氏が岡山市出身で、この度、岡山に帰省するという事で、昨年末に急遽、イベントが企画され開催が実現したそうです。

「ブランカとギター弾き」はヴェネツィア国際映画祭2015マジックランタン賞、ソッリーゾ・ディベルソ賞を受賞し、フィリピン・マニラを舞台に、ストリートチルドレンの少女と盲目のギター弾きとの旅を描いた、心の触れあいを優しく見つめた作品です。

この物語は、痛ましくも優しく、心を揺さぶられました。とても良かったです。

映画の鑑賞の前後で長谷井監督の舞台挨拶があり、その後長谷井監督と青木佳之地域共生社会研究会代表と槇野博史岡山大学学長の3名のトークショーがありました。

質問の中で、
「どうやってブランカ役(サイデル・ガブテロさん)を選んだんですか?」
と質問があり、長谷井監督から
「YouTubeで彼女の歌声を聞いて、彼女をイメージして脚本を書きました」
といった事を仰っていて、監督を中心に様々な偶然が実は作品にとって必然で、この映画が完成できたのだなと、後から作品の成り立ちを知って妙に納得してしまいました。

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